EE10-A1でFlyback(12→180V)
AliexpressにEE10-A1という規格品?のフライバックトランスがあります。
もともとは、商用電源から12V得るための5Wのスイッチングトランスのようです。
今回は、1次と2次を逆転し、高電圧が得られないかの実験。
コントローラICは、簡素に、Simple switcher LM2577-adj基板を使用。
スイッチング周波数がやや低いですが、お試しと言うことで。
元々のインダクタを外し、EE10-A1の元々の2次側を接続。出力側は、コンデンサを高耐圧品に付け替え、ダイオードもFRDに換装。
トランスの鳴きもなく、比較的簡単に180V程度まで昇圧してくれるようです。
効率は、Vin=12V,Vout=130V, Iout=30mA,効率は64%程度です。
ちょっとしたプリアンプや、電圧増幅段の電源用には、コンパクトで良いかもしれません。
400kHzスイッチングのXL6009で試行してみます。
XL6009でSEPIC(12V→90V)
TO-252パッケージの昇圧レギュレータXL6009で昇圧SEPICの基板を起こしました。
回路図は下記のような感じです。このICはSW端子の耐圧がSX1308より高く(60V)、高電圧を狙えますが、スイッチング周波数が400kHzなので、効率が出るか心配です。ひとまず、90V狙いとし、動作を確認。
効率は90mA出力で、67%やや低いです。コンデンサを替えてあとで合わせこんでみます。
50C5でアクティブスピーカー
直流50Vを供給して動く50C5のアクティブスピーカーです。
50C5は、50EH5あたりと比較すると感度が低く(といっても十分に高いのですが・・・)、初段に電圧増幅用の2SK30の10kΩ負荷を使用しています。初段用の電源はTL783で30Vほど降圧して使用しています。
ヒーターは電源直結ですが、DCDCコンバータに接続すると過電流制限がかかりながら起動し、精神安定上良くないので、定電流点火に改造予定。
SX1308でSEPIC(12V→50V)
Aliexpressに発注していたSX1308が到着したので、実験。
中華圏では一般的なICで、検索するとモジュール基板が結構見つかる。
1.2MHzスイッチングで4Aの電流制限内蔵。LMR62421とほぼ外形は同じ
SOT-23-6で、5pinがVINなので、LMR62421の基板を小修正で実装が可能。
早速、先日改造した秋月基板に換装する。出力電圧は、以前作成した50C5
アンプ電源用に、50V狙いとする。
FB電圧が一般的な1.25Vではなく0.6Vなので、帰還抵抗の再調整が必要、併せて
補償容量も実装(LMR62421の場合、補償容量なしでは、発振していた模様)。
出力コンの耐圧がぎりぎりですが、実験と言うことで・・・。
動作結果
Vin=12V Iin=777mA
Vout=50.33V Iout=172mA
効率92.8%
結合容量1uFにしては、なかなかの効率が出ているので、高周波スイッチングの
面目躍如といったところでしょうか。
QC対応USBから9Vを取り出す(1)
Quick Charge 2.0の充電器を持っていたので、ScansnapやTEPRAといった
9V系のアクセサリを直接USBから駆動するための回路を検討した。
こちらの方がすでに実装しているので、PIC用に回路図をアレンジする。
PortをHiZにせず、1/0にて、0.6Vと3.3Vを生成するようにする。
レギュレータU1は、9V出力後もマイコンに過電圧がかからないように、
ドロップアウトの少ないものを選定する。
R1-R3は入手しやすい抵抗値で仮決め(公差大丈夫か?)
PICにソフト実装。はじめてXC8でコーディング。といってもたいした事をしてるでもなく。
// PIC12F509 Configuration Bit Settings // CONFIG #pragma config OSC = IntRC // Oscillator Selection bits (internal RC oscillator) #pragma config WDT = OFF // Watchdog Timer Enable bit (WDT enabled) #pragma config CP = OFF // Code Protection bit (Code protection off) #pragma config MCLRE = OFF // GP3/MCLR Pin Function Select bit (GP3/MCLR pin function is digital input, MCLR internally tied to VDD) // #pragma config statements should precede project file includes. // Use project enums instead of #define for ON and OFF. #include <xc.h> #include <pic.h> #include <stdio.h> #include <stdlib.h> #define _XTAL_FREQ 4000000 /* *R1 2.0kohm connect to D- and GND *R2 1.2kohm connect to D- and GP4 *R3 5.6kohm connect to D- and GP0 *R4 2.0kohm connect to D+ and GND *R5 1.2kohm connect to D+ and GP5 *R6 5.6kohm connect to D+ and GP1 * */ main() { TRIS=0x00; GPIO=0x00; __delay_ms(100) ; GP0=1; GP1=1; GP4=0; GP5=0; __delay_ms(1250) ; GP0=1; GP1=0; GP4=0; GP5=0; __delay_ms(1) ; GP0=1; GP1=1; GP4=1; GP5=0; __delay_ms(100) ; exit(0);
12F509に書き込み実施し、タイミングを確認。
うまくいってそう。