SX1308でSEPIC(12V→50V)

Aliexpressに発注していたSX1308が到着したので、実験。
中華圏では一般的なICで、検索するとモジュール基板が結構見つかる。
1.2MHzスイッチングで4Aの電流制限内蔵。LMR62421とほぼ外形は同じ
SOT-23-6で、5pinがVINなので、LMR62421の基板を小修正で実装が可能。
早速、先日改造した秋月基板に換装する。出力電圧は、以前作成した50C5
アンプ電源用に、50V狙いとする。

FB電圧が一般的な1.25Vではなく0.6Vなので、帰還抵抗の再調整が必要、併せて
補償容量も実装(LMR62421の場合、補償容量なしでは、発振していた模様)。
出力コンの耐圧がぎりぎりですが、実験と言うことで・・・。

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動作結果
Vin=12V Iin=777mA
Vout=50.33V Iout=172mA
効率92.8%

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結合容量1uFにしては、なかなかの効率が出ているので、高周波スイッチングの
面目躍如といったところでしょうか。